3月10日(火)、神戸でご活躍の就労移行支援事業所クロスジョブKOBEⅡの方が、ハートスイッチ倉敷校を訪問下さいました。
クロスジョブ様は、弊社同様 駅に隣接したオフィスビル内に事業所があり発達障害のある方の支援に特化した事業所です。
昨年10月に弊社のスタッフが、神戸市内の企業訪問をした機会に施設見学のお願いをし、ご快諾頂いた事からのご縁で、今回は作業療法士の有資格の支援員の方が訪問して下さいました。
弊社の特徴でもある「療法士視点のアプローチ方法」について興味を持たれたことからの来社となりましたが、同じ事業に係わる同志としてお話が出来て有意義な時間になりました。また、その方の作業療法士の専門性を活かしたいという向上心や真摯にご利用者様と向き合おうとされている姿に感銘を受けました。
弊社では、発達障害の方に限らず、就労を目指される方の支援を行っています。
岡山・倉敷の2拠点で、一人でも多くの障がいのある方に、(その方に合った) 就労や社会参加のお手伝いができるよう、スタッフ一丸となって、これからも頑張って行きます。
職リハを目指される方が、全国で増えている感を実感できると嬉しいですね・・。
ハートスイッチという法人には、「社会参加支援」という名な事業部があります。
社会参加、皆様はどのようなイメージをもたれますか?
(就労移行支援は、こちらの事業部)
弊社代表のコメントにもあります「患者」から「生活主体者」へ「生活主体者」から「社会参加者」へと お手伝いさせて頂く事業です。(社長コメント http://www.okayama-syogaisyasien.com/about)
さて、今日ご紹介させて頂くのは「ADL評価モデル」です。
“自分らしく”生きるためには、自らが生活の全てのことを決定していかなければ「生活」にはなりません。朝何時に起きるか、どんな服に着るのか、食事は何時にどんな品を頂くのか、何時にどこへ出掛けるだとか、自らの決断と行動力。そして、今ある状況(身体)を受容し、機能訓練しながらご自身から出来る事を見つけ、立ち止まりながらでも前進する意欲は、これからの時代はとても大切なことだと思います。
そのような前向きな生き方を選択し、ハートスイッチ登録(当事者)講師として活動下さる方々の様子が、吉備国際大学作業療法士学科のブログでご紹介頂けましたので、是非ご覧下さい。
http://kiui.jp/pc/gakka/hoken/sagyo/blog/
グループで繰り返し施設外に出ることで、生徒さんの意識を「働く生活」に向け、社会復帰に向け、働くためのスキルや自信を育てることを目的に、定期的に倉敷市内にある企業様を訪問し封入作業等の訓練を行っています。
今回は、企業様から指定されたチラシをセットして封筒に入れた物をシールで封し、指定の束にして箱詰めしていく作業です。今回は4日間訪問させて頂き、回を重ねるごとに完成部数が増えていきました。作業を行うだけでなく、役割分担も生徒さんたちで考えています。効率の良い人員配置をメンバーで意見を出し合いながら決めていきます。
今回、初めて施設外就労に参加された生徒さんはいつもと違う環境に緊張しながらも、生徒さん同士で協力し合いながら作業に参加することができました。4日間の施設外就労が終了した翌日は倉敷校で振り返りを行いました。「試行錯誤しながら何度も役割分担を変えていった結果、スムーズに作業が流れる役割分担が見つかり次回につながった」と生徒のみなさん次回にも意欲を見せていました。
※ 地域の企業様のご協力頂き、パソコンを使った事務作業やデータ入力、製造会社での軽作業など定期的に施設外就労を行っています。
職場復帰や就労を目指した通過型のトレーニング施設(事業所)を、倉敷駅西ビルに「ハートスイッチ倉敷校」として開校し満2年を迎えました。
これも地域の企業様や支援機関のご支援のお蔭と感謝申し上げます。
昨年9月には、岡山高島屋に隣接ビルに「ハートスイッチ岡山校」開校し、県内では唯一2拠点を持つ事業所になりました。また、両校併せて15人の方々の職場定着のお手伝いをしています。(定着支援のモットーは、必要とされる限りは無期限支援!)
利用する制度は、障害者総合福祉法になりますが、訪問看護や介護事業所に勤務経験のある作業療法士や職員を配置し、病院リハビリ室との支援連携も取り易く、治療が必要な場合には迅速に各校共に対応も可能です。
これからもご利用様へ最善のサービスをご提供できるよう、支援員のスキルアップと個別支援システムの構築に取り組んでいます。
ハートスイッチ倉敷校では、3月に入り新しい生徒さん(発達障がい、知的障がいの方)が続々と来られるようになりました。
新しい場所(倉敷校)へ来られる事になり、不安の強い方や道がなかなか覚えられない方もいらっしゃいます。そこで、弊社ではスタッフが駅の改札口やフォームまでお迎えに上がったたり、帰りも安全確認のため様子を拝見しています。また、休憩時間や乗車するまでの空いた時間の過ごし方が見つけられない方には、一緒に時間の使い方について考えています。
誰しも適切な余暇の過ごし方を見つけるのは難しいのですが、就労していく中で感じるストレスを緩和したり、疲れを癒すことにも大切な作業です。
就労に直接関わるスキルだけでなく、生活の質を上げるスキルも一緒に学んでいきましょう。
岡山県内には、就労移行支援事業所が約30所程あります。
2月27日16時からハートスイッチ岡山校を会場にして、平成27年度「直B利用に係る就労アセスメント」※に向けての懸案事項の整理や、平成27年度福祉サービス等報酬改定から予想される事業所の動向についての話し合いを行いました。
各事業所の活動する地域において、就労移行事業所がどのような役割を地域の中で担うことが期待されているのかを認識し、今後は就労移行支援制度のPRをしていく必要性があることを認識できました。
今回はファーストミーティングでしたが、今後は事業所として地域社会の中での役割を果たしていく重要性や、障害のある人たちが企業等で働きつづけられる、社会制度や支援の方法について考えていけるような就労移行支援事業所のネットワークを作ることが出来ればと考えています。
※「直B利用に係る就労アセスメント」とは ・・・・ 特別支援学校卒業者等の就労系障害福祉サービスの利用に当たっては、まずは就労移行支援事業を利用(アセスメントのための利用であり、短期間の暫定支給決定で可)し、一般就労が可能かどうかアセスメントし就労継続支援B型事業を利用することを原則としています。
『就労アセスメントの趣旨』 ・・・・ 就労アセスメントは、就労継続支援B支援利用の是非の判断ではなく、生徒の現状及ぶ将来の可能性等を配慮し進路の選定に役立ててるともに、生徒が希望する進路に進んだ際の継続的な支援に生かすことができる資料を作成することとを主眼として実施します。
今日はピアグループ育成を目的に、ハートスイッチ倉敷校・岡山校の在校生6人と就労(卒業)者5人と、スタッフが倉敷校に集まりました。
会は、参加者が順番に現状報告や今年あったことを情報交換をしたうえで、倉敷校の絵の得意(?)なスタッフが2名が自作した爆笑絵カードで賑やかにトランプゲームの神経衰弱を行いました。
スタッフの服装もいつもと違った軽い感じのためか、参加者の話題は困りごとや不安な気持ちばかりでなく、新たな年に向けての決意、趣味の話など明るい話題も聞くことが出来てとても有意義な時間になりました。
今日29日は、就労者の方の中にはまだ休暇に入っていない方もいらっしゃるため、次回は実施日を検討しより多くの就労者の方に集まって頂けるよう、また沢山の活き活きとしたお顔が拝見できるよう、スタッフ一丸となって継続した支援を頑張ってまいります。
ハートスイッチ倉敷校、岡山校は、12月27日(土)~1月5日(日)まで、年末年始休暇に入ります。年始は1月5日(月)からの開校となります。
年末年始休暇の間もwebでのお問い合わせは受付しておりますが、 確認と結果のご連絡は1月5日(月)以降となってしまいます。申し訳ありませんがご容赦くださいませ。
長期休暇となり、生活のリズムが崩れ易くなったり意欲が低下したりと自己管理が大変になりますが、新年は生徒の皆さまに笑顔でお会いできることを社員一同今から心待ちにしております!
ぜひベストコンディションでいらしてください!
それでは少し早いですが、良いお年をお迎えください!
就労移行支援事業部 スタッフ一同