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【岡山校】池田動物園に行ってきました!

9月18日に池田動物園に行きました! 最初に、園を一周してすべての動物を見るグループと、目当てをピックアップしてその動物たちだけ見るグループに分かれました。私は大の動物好きなので前者のグループで廻りました。
私は子どもの頃に住んでいた家が池田動物園に割と近いこともあってか、何度も訪れていて「時計回りに見る!」という独自の美学があるため、私のグループは強制的に道連れにされました(済まぬ)。このブログでは、すべてを取上げていてはきりがないので、私の動物雑学とともにピックアップして紹介したいと思います。動物を紹介するときの「〇〇舎」とは、その動物が飼育されているスペースのことを表すので覚えておいてください。

 

インドゾウのメリーちゃんが生きていた頃は、メリーちゃんがトップバッターだったのですが、亡くなってしまったので最初はメガネカイマンから。今でこそワニ舎は明るめになっていますが、90年代後半のワニ舎は薄暗く、私にとってはめちゃくちゃ怖くてトラウマでした(当時飼育されていたのは戦争を乗越え国内最高齢を記録しているミシシッピワニのシッピー)。
 新旧ワニ対決。上が現在飼育されているメガネカイマンで、下がミシシッピワニの剝製(はくせい)です(昼間はガラスの反射がひどくまともに撮れない……)。ワニは大きく分けて3つの科に分類されるのですが(アリゲーター、クロコダイル、ガビアル。今回はガビアルに関しては割愛)、アリゲーターとクロコダイルでは歯の噛合わせが異なるので、口を閉じた状態で見極めることができます(上顎の歯しか見えないのがアリゲーター、下顎の歯が一部見えるのがクロコダイル)。ミシシッピワニもメガネカイマンもアリゲーター科です。

 

次はアミメキリンです。私たちが訪れたときはちょうど、檻のなかに設けられているキリン舎に首を打ちつける音が響いていました。このキリン(サンタロウくん)はオスなので、恐らく、繁殖活動の際にメスを巡りあってオス同士で繰広げられる戦い(お互いに首をしならせぶつけあう)の習性が出ていたのだと思われます。これもまた幸いで、飼育員が餌を与える瞬間にも立会えました。野生のキリンは、アカシアという背が高くトゲのある植物の葉を、長い舌を使って食べています。今回の餌はアカシアでこそないものの、高い位置から与えられていて野生の食事方法が再現されていました。残念ながら、長い舌は撮影できず……。

 

私たちのグループは「すべての動物を制覇する」がコンセプトだったため、本来は1つの獣舎(じゅうしゃ)に長居しないはずだったのですが、行程の2/5ほどのところで反時計回りにやってきた「見たい動物ピックアップグループ」と鉢合わせしてしまうという鈍足ぶりでした。動物への愛が過ぎる……!

 

次に紹介したいのはニホンツキノワグマです。哺乳類のなかで踵(かかと)をべったりと地面につけて歩行するのは、ヒトやクマなど、かなり少数派です。イヌやネコを飼っている人ならご存じかもしれませんが、彼らが地面につけている部分はヒトでいう爪先にあたります。こういった踵(かかと)をつけた歩き方を蹠行(しょこう)といいます。今回、タイミングよく踵(かかと)をつけている写真を撮影することができました!

 

最後に紹介したいのが、今や園の顔となっているホワイトタイガー(ベンガルトラ)です。私たちが訪れたときは残念ながらねむねむで、みんなで「でかいネコだなあ」なんて言いながら見ていました。しかしお蔭で、虎耳状斑(こじじょうはん)を撮影することに成功しました。虎耳状斑(こじじょうはん)とは、トラに代表される多くのネコ科動物の耳の後ろにある白い斑点模様です。この模様は、草むらなどで仔どもが親を見失わないようにする目印だといわれています。

 

 集合時間ギリギリでもう一方のグループと合流できたあとは、みんなでかき氷やクレープなどを食べつつおしゃべりに興じて過ごしました。私たちのグループが見たときのレッサーパンダは、寝ていたり植物と同化したりしていていい写真が撮れなかったのですが、別グループのKくんはバッチリいい写真を撮れていました。お見せできないのが悔しいです。

某スタッフさんがこぼしたぶどうシロップのかき氷(一番手前の右テーブルに残骸が……)が溶けていく様がタールみたいで、古生物も好きな私は「ランチョ・ラ・ブレア」を連想しました(←Wikiのリンクを貼っています。気になる人は調べてみてね!)

 

 

独断と偏見に満ちたセレクトで池田動物園の動物を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。今回は持ち時間1時間ちょいでしたが、すべての動物を見ようと思うのなら1時間半くらいが最低ラインだと思います。池田動物園を訪れたいと思っているかたは、ぜひこのブログの雑学や滞在時間などを参考にしていただければ幸いです。サーバルキャットやクロジャガーがいた時代が懐かしいぜ!

 

 

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