4月に入り天気がすぐれない日が続いていましたが、昨日は久々に快晴となったため、午後から地域資源を活用してのストレス緩和の時間として、ハートスイッチ倉敷校から倉敷市立中央図書館へ徒歩で出掛けました。
図書館へは、普段行き慣れている方、ほとんど利用されることがない方などいらっしゃいましたが、公共の施設の利用方法や場に合った立ち振る舞い方などを再確認する良い機会となりました。図書館では1時間程度の滞在でしたが、生徒の皆さん熱心に読書を楽しまれていました。
図書館への行き帰りも、春の心地よい陽射しや風を感じた屋外学習となりました。
日中の過ごし方に困られているということを耳にすることもあります。天候が良い日に屋外に出て散歩をするだけでも適度な運動になり気分の切り替え策、ストレスを発散することができますので、皆さんも地域の中でご自身の心地良い場所を探してみませんか?
昨日は、岡山校のみなさんでお花見に行って参りました。岡山市内は雨の日が続いていましたが、幸いにも雨が降ってない時間帯に行くことができました。
生徒さんの参加目的は、季節感を感じる事、車での移動に慣れる事、慣れない場所に行くメンタル的訓練として…といったように、人によって理由は様々でした。
なかでも、今回 良い変化が生まれたと感じご紹介したい場面がありました。お花見より以前は、特定の方としかコミュニケーションが取れず、社会に参加する上でその面が課題になっていた方がいました。その方が、自発的に他の生徒さんに話し掛けていたのです。さらに、ただ雑談をするだけでなく自身の困っていること、悩んでいることについても話すことができていました。
このような結果が生まれたのは、施設内だけにとどまらず外出し自然の力を借りて、似たような悩みを抱えて就労という同じ目標を持った生徒さん同士が集まったことが関係しているのではないかと思います。
就労移行事業所を利用するメリットには、就労という同じ目標を持った方が集まっていることもあると考えています。皆さんの目標を達成するためにも事業所での活動ばかりではなく、外にも目を向けられるよう関わっていきたいと思います。