沢山の仕事内容を覚えることには苦労しました。またお客様対応では、相手に合わせて対応を変えることもあり、臨機応変に振舞うことは今でも苦労しています。もともと質問や相談に遠慮するほうでしたが、分からないことはそのままにせずにすぐ聞くようにしました。

職場の方が優しい方ばかりで、仕事以外のことでも気軽に話すことができ、コミュニケーションを取りながら仕事ができるのは楽しいです。またお給料を自分で管理し、家にも生活費を入れるなど身の回りのことを自分で行う習慣が身についてきました。以前より体力もついて、自分の気持ちを人に伝えることに自信を持てるようになりました。

仕事を続けられる体力（エネルギー）が必要だと感じています。また分からないことをそのままにせずにすぐ聞くこと、困ったことは早く相談することだと感じています。

障害者雇用は初めてでしたが、事前に聞いていた障害情報や配慮事項を関わりがある人には共有しました。また勤務時間や日数のシフトを決める時は、その都度体調や習熟度に併せて無理がない範囲で調整しています。また、困った事があればすぐに相談できるよう普段から声をかけるようにし、お茶を飲みながら仕事以外のことも話せる時間を設けるようにしています。

少しずつ仕事の幅を広げていき本人の意欲やスキルが向上していくことを大切にしています。はじめは誰かにみてもらいながらですが、新人の指導や法要のお客様との法要打ち合わせなど、責任が発生する業務も1人で担当できるように指導し、ご本人の自信につなげていきたいと考えています。

採用当初は一緒に働いていけるのか不安もありましたが、社員同士でお互いに気にかけ合うようになり、相手の立場を考えた物の言い方が自然と行われるようになりました。サービス業としては願ってもない変化です。またご本人の働きぶりは職場の活気にもつながっています。