WORKストーリー

OG・OB Interview
卒業生インタビュー

何事にも積極的に取り組み、理想の職場へ

●プロフィール

お名前:Y様
年齢・性別:20歳代 / 女性
利用事業所:ハートスイッチ岡山校
障害名:発達障害(ADHD・アスペルガー症候群)、身体障害(人工膝関節)
就職先:農林水産省 中国四国農政局
業務内容:事務補助(書類作成・データ入力等)

入社当初、困った事や大変だったこととその対処法は?

「環境に慣れる」と言う事に時間がかかりました。(約半年)

対処法としては、ハートスイッチでの訓練で行っていたSST(※)を使えそうな場面で活用しました。

私は話すのがもともと得意ではない分、報連相などは意識して行う事を心がけようと少しずつやっていきました。

 

※SST(ソーシャルスキルトレーニング)

社会での対人スキルを中心に、人と人との関わりの中で暮らしていくための訓練

農林水産省 中国四国農政局へ入社して良かったことは?

発達障害の特性からくる困り感への寄り添いであったり、自分では思いつかない、気づけなかった対処法などを分かりやすく提示してくださっている事は、感謝してもしきれないほどです。

前職で理解も配慮も十分でない中、勤務をしていた私にとって、ここはとても理想的な環境です。

改めて日々仕事を協力して進めて行く中で、職場の皆さんの明るい笑顔が沢山の、この場所で働けていることは、とても幸せな事だと感じています。

仕事を続けていく為に必要と思う事は?

1つ目は体調(体力)の管理。

自分の体調を把握し、必要であれば無理のないペースで進めていったり、仕事の量の調整を自分から職場の方に相談することだと感じます。

 

もう1つは、オンオフの切り替え。

私の場合、過集中対策として仕事の区切りの良いところで小休憩を入れているのですが、自分のデスクで小休憩を試みても色んな事が気になって【オフ】に出来ないことがあります。

その為、廊下に出て、外の空気を吸えるところで気分転換を図っています。

Company Interview
企業様インタビュー

就職先:農林水産省 中国四国農政局
お名前:担当者様

雇用の受け入れ体制、また配慮した事や工夫された事はありますか?

受け入れ体制として、事前に外部の支援機関を招いて障害者雇用の研修を受けました。

工夫としては、得意・不得意な事や通院等出来るだけ希望に沿えるようにしたり、仕事の終わりには日報をつくってもらい、その日の振り返りをして出来るだけコミュニケーションを取るようにしています。

働き続ける為の企業側の役割は何だと思いますか?

日頃から「困っている事はないか」など、コミュニケーションを取る事が大切だと思います。

雇用してから職場で何か変化はありましたか?

良い意味で、職場の雰囲気はこれまでと変わっていないと思います。それはYさんが職場に馴染んでくれているからだと思います。

プロフィールシートをもとに職場全体でYさんへの理解を深め、障害者雇用の受け入れ体制が進んでいると思います。

育成課題と将来像はありますか?

とにかく丁寧な仕事ぶりで、細かくメモもきちんと取れているので、それだけで安心して仕事を任せる事が出来ます。

これ迄の経験を活かして新たな業務にもチャレンジして貰い、Yさんの今後のスキルアップに繋げる事が出来ればと思います。

こんな「働きづらさ」感じていませんか?
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