疾病別障害別サポート事例

勉強が難しく大学の単位取得ができない、友人との関係性が築けないことからストレスを抱え大学を休学されていました。
大学のカウンセラーの紹介で事業所見学をし、大学退学後にハートスイッチ倉敷校で利用開始されました。

休学中は引きこもり状態で他者と関わることがほとんど無かったため、利用開始時は事業所で他者と過ごすことにストレスを感じ、体調を崩し通所がままならない状態でした。
しかし「引きこもり生活からの脱却！」を合言葉に利用頻度を調整しながら人や環境に徐々に慣れ、１年程度かけて安定して通所ができるようになりました。

大学時代のアルバイトでの失敗経験から自信喪失し、どんな仕事が自分にできるのか？という不安が強かったＡさん。
しかし様々な作業体験やプログラムへの参加を通して自分の得意なことや苦手なことを整理し、自身のことを肯定的に考えらえるようになられました。

利用から一年半経過した頃、介護施設の清掃業務に応募。体験実習では慣れない環境に業務中に涙を流すこともありましたが、1ヵ月程度かけて体験実習をさせて頂くことで、徐々に環境にも慣れ自信をつけることができたようでした。企業スタッフからは真面目で丁寧な仕事振りを評価され採用に至っています。