疾病別障害別サポート事例

大学を卒業しましたがやりたいことがなく、オンラインゲームをして5年ほど自宅で過ごしていました。
家族から受診を勧められ、そこで初めて自閉症スペクトラムの診断を受けました。
岡山市発達障害者支援センターひかりんくを利用しながら、Ｂ型事業所を見学するなどしていたところ、就労移行支援ハートスイッチ岡山南校を紹介され、見学・体験をした後、正式に通うことにしました。

・様々な作業訓練（軽作業、環境整備、農業など）
・体力づくり（立ち作業、エアロバイク、地域清掃）
・SST（ソーシャルスキルトレーニング）
・ビジネスマナープログラム
・面談
・余暇活動（カラオケ、ボーリング、外食、外出）
・企業見学・企業実習

私は朝からフルタイムでバリバリ働きたいと思っていましたが、朝早く起きることや素早く準備をすることが苦手でハートスイッチによく遅刻していました。
あるスーパーマーケットに採用を前提とした職場実習に行かせてもらいましたが、遅刻をしてしまったり、作業スピードについていけないことが多く不採用になりました。

そこで初めて、「自分のペースで作業できるところが合うのかもしれない」と自分を見つめ直すことができました。

スタッフさんからヒカリ産業の求人を紹介され企業見学へ行ってみたところ、お昼からの勤務のため遅刻の心配がなく、自分にもできそうな仕事だと安心できました。すぐに職場実習をさせてもらってそのまま採用になりました。

働き始めてもうすぐ２年になりますが、今では「勤務時間を延ばしてみないか」と上司から言ってもらえるようになりました！