こんにちは。前回に引き続き岡山校スタッフのEです。先日、グリーンカルティベイション合同会社さんへ実習に行ってきました!作業内容はキャベツの収穫で、池上さんと草地さんのお二人にやり方を教えていただきながら、快晴の下2時間ほど作業をしました。
何度か参加したことがある生徒さんたちだったので、すんなりと畑作業に入りました。
外側の大きな葉っぱを根元からめくり、キャベツを斜めに倒して刃を入れます。芯が固いので、自分の体重を使いながら切るといいよ、という池上さんのアドバイスを受けながら、横に横に進んでいきます。
ある程度切ったら、運搬車に乗った鉄のコンテナにキャベツを並べていきます。スタッフもキャベツを拾って投げ渡す作業をしたのですが、これがかなりきつい!実が詰まったキャベツはとても重いんですね。
そして、休憩中に代表の池上さんにしていただいたお話。
「弱っているキャベツには虫が寄ってくるし、強いキャベツには虫は寄ってこない。
キャベツも免疫力が大事で、土壌の状態が良くないといいキャベツはできない。」
人間もキャベツと同じで、弱っているときには嫌なことが降りかかってどんどん弱っていってしまうし、土壌のように基礎となる部分がしっかりしていないと、きっといつかダメになってしまうものだなあ、としみじみ感じたスタッフでした。
最後に、収穫したキャベツたちをクレーンで持ち上げてトラックに積んでいきました。
みなさん達成感とともに見上げていますね~。
自然を相手にする仕事は大変ですが、ある種の諦める力や受け入れる力、そこからどうするか考える力がつくのではないでしょうか。自分自身や置かれた環境を受け入れることは簡単ではないですが、生徒さんにとってもスタッフにとっても、とても大事な課題になります。これからもゆっくりと自分を受け入れて、前向きに生きていけるような支援をしていきたいと改めて感じました。
生徒さんたちも、畑に出るといきいきとした表情で作業をされていて、初めてのスタッフEにも丁寧に作業を教えてくれました。またいろんな生徒さんを連れて実習に行けるといいなと思います!